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大阪市住吉区あびこ駅前の肛門外科

大腸カメラ検査の流れ

Medical

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)の流れ

大腸検査の流れは次のとおりです。

1.外来診察
大腸カメラをご希望の場合は、事前に外来を受診して頂きます。 血便などの症状で医師が必要と判断した場合に行います。
大腸カメラを行う理由として多いのは

  • 健診による便潜血検査で陽性
  • 体の異常・症状:血便、便秘や下痢など便通異常、腹痛、腹部膨満、体重減少など
  • 血液検査で貧血がある
  • 腹痛、腹部膨満感
  • 大腸がん、大腸ポリープを治療したことがある
  • 家族(親)や親せきに大腸がんがいる
  • 加齢とともに癌が無いか不安

などがあります。

2.検査予約
医師による診察ののち、検査予約をお取りいただきます。
感染症の有無を確認するための採血をします(3か月以内に他院や健診で同項目の検査結果があれば、血液検査はしませんので、結果をご持参してください)。
現在服用中の薬についての確認をします(お薬手帳をお持ちの方はご持参してください)。
検査前(下剤服用)、検査時、検査後の注意点についても丁寧にご説明いたします。
下剤などを処方するので持って帰っていただきます。
3.検査前日
検査前日の食事は朝、昼、夕と召し上がっていただいて結構ですが、消化が良く、大腸に残渣が残りにくい食事(低残渣食)をしていただきます。食事を作るのが面倒な場合などは大腸検査食があります。また飲酒も禁止です。
夕食は夜8時までに、済ませ、処方された下剤を服用して頂きます。
午後9時にセンノシド(ピンク色)を2錠服用してください。また普段より便秘ぎみ、便秘薬を常用されている方はラキソベロン液を1本内服します。
お水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。※水分はできるだけ多く摂取して下さい。
3.検査当日
検査前・朝
常用している薬は検査予約時の指示通り服用して下さい。
糖尿病の方は、検査当日の朝の薬は服用しないで下さい。
お水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。
腸管洗浄液(モビプレップなど3種類からお選び頂きます)を指定の時間より1時間半~2時間程度かけて数回に分けて飲んでいただきます。服用から約1時間経過すると排便が頻回になってきますが、2時間ほどすれば落ち着いてきます。
ただし次のような場合はすぐに服用を中止して連絡ください。[06- – ]
少し飲んで気分が悪くなった。腹痛や嘔気、嘔吐がある。冷汗がでる。腹部膨満がある。服用して2時間しても反応便がない。
※ご高齢の方、自宅が遠方、来院途中に急な便通が不安な方、初めての検査で不安などの方は、ご希望により、院内で腸管洗浄液を飲むことも可能です。その場合は、検査予約時間の2時間半前に来院してください。来院後
検査30分前までに来院し、診察券・検査承諾書を出し、受付をしてください。
排便状態の確認をします。(最終排便の性状を確認し、検査が正しく行える状態かを判断します。5-10回の排便により、便の性状が透明で黄色の水様になれば大丈夫です。)

検査の実施
検査着に着替え、検査用紙パンツをはいて頂きます(貴金属類は外してください)。
点滴(静脈確保)を行います。
内視鏡検査室に移動し、診察台に横になります。
鎮静希望の場合は血圧計や酸素飽和度モニターを装着し、麻酔薬を点滴後、眠くなるまで待ちます。
リラックスした状態で内視鏡検査を開始します(所要時間;15分程度)。
まずは内視鏡カメラを一番奥の盲腸まで挿入いたします(小腸も一部観察します)。一番奥まで入ったら、炭酸ガスを入れ腸管を広げ、抜きながら観察していきます。途中、大腸ポリープや炎症など病変があれば、大腸ポリープ切除や生検(小さな鉗子で病変の一部を取る検査)を行います。肛門まで観察したら終了です。

検査後
検査終了後は専用リカバリー室で休んでいただき、その後、医師より検査結果の説明があります。鎮静をした場合は1~2時間ほど休んでいただきます。また検査後の車の運転は出来ませんので、車でのご来院はご遠慮ください。
生検組織検査あるいはポリープを切除した場合は、結果が出るまで約2週間かかるため、それ以降にご来院して頂きます。

検査後の食事・水分摂取について
処置や異常が無ければ、基本的に食事制限はありません。
ポリープ切除をされた方は、数日間、消化の良いものを召しあがって頂きます。
生検組織検査した場合は、当日のアルコール・刺激物の摂取はお控えください。