
診療の流れ
診療の流れ
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受付
初診の場合、マイナンバーカード(お持ちでない方は仮保険証)、薬手帳(マイナンバーカード無い方)をお預かりします。再診の方でも毎回マイナンバーカードリーダーで読み取りをさせていただいております。
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問診
来院受付後、問診表の記載をしていただきます。診察を行う前にあらかじめ問診票にどのような症状がいつからどういうときに起きたなどを詳細に記入していただきます(選択形式と自由に書き込む様式があります。問診票(準備中))。5~10分くらい記入に時間がかかりますので、予約時間より早めの来院をお願いします。WEB予約した方ですでにWEB問診を記載されている方は診察をお待ちください(WEB問診(準備中))。
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診察
問診票をもとに症状の確認やさらに詳細な質問をさせていただきます(この時点である程度の病気の予測をします)。問診が終わったら、診察台に移動します。診察体位はシムス体位といって、左下横向きで軽く両下肢を屈曲した状態になります。ズボンの場合は着衣を膝くらいまでおろしていただきます。着衣は全部脱ぐ必要はありません(看護師が必要時、介助いたします)。
1)まず、おしり(殿部)を左右に広げて患部を観察(視診)します。
2)指診といって、潤滑剤(ゼリー)をつけた指で患部・おしりや肛門内を触診します(痛み強い方はできるだけ痛くないようにやさしく行います)。
3)肛門鏡を挿入して観察します。肛門鏡は筒状のもので、デジタル肛門鏡で患部を画像で残すことができます。またご自身の肛門画像を診察中に同時に見ることもできます(モニターは足元にあります)。患部の状態によってはストランゲ肛門鏡という2枚貝式の肛門鏡を挿入する場合もあります。
4)診察終了したら、おしりを拭いて、着衣を整えます。
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診断
おしり・肛門の図や先ほど診察したデジタル肛門鏡の記録画像などで病状を説明いたします。肛門疾患(いぼ痔・切れ痔・あな痔など)の病名をお伝えします。
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治療の説明
疾患・病状により患者様に合った治療法(保存療法・手術など)を説明させていただきます。
また肛門疾患をもつ多くの方が、便通異常(便秘・下痢など)も併せ持つため、その治療も提案させていただきます。手術の適応ある方は、手術方法をはじめ、術後経過(痛みや出血、便通状況など)や治癒までの期間を説明いたします(術前・術後)。また日帰り手術か入院手術のどちらがお勧めかなども詳しく説明させていただきます。