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帯状疱疹ヘルペスウイルス ー帯状疱疹の一般経過ー

昨年2021年秋ごろより帯状疱疹の発症が非常に増えてきております。帯状疱疹って皮膚科の病気でないの?と思われるかもしれませんが、実は皮膚だけに発症する者だけでなく全身に発症し、ほぼ全診療科にかかわる病気だと思っております。当院は胃腸肛門を専門としておりますが、大いに帯状疱疹ヘルペスウイルスと関係があります。代表的な症状では胃痛や胃もたれ、便通異常(便秘・下痢)、腹部膨満、残便感、肛門痛、腫れ、出血等の症状を来している場合もあります。またコロナ禍になって帯状疱疹が増えてきた原因についてもわたくしなりの見解を説明していきます。そして帯状疱疹ワクチン接種の必要についても解説します。

・帯状疱疹の一般経過

・帯状疱疹は皮膚だけの疾患ではない(全身疾患である)

・帯状疱疹がコロナ禍に増加した原因

・帯状疱疹ワクチンの必要性

の4項目について説明します。

 

帯状疱疹の一般経過

多くは幼少期に帯状疱疹ヘルペスウイルスに感染し、その後そのウイルスは体から無くなることは無く、体のどこかの神経節に潜伏します。よって成人のほぼ100%に近い方は帯状疱疹ヘルペスウイルス(いわゆる水ぼうそう)の抗体を持っております。「私、子供のころに水ぼうそうになったことないと思います」と言われる方がいますが、実は水ぼうそうは全身に湿疹と発熱が主症状と思われておりますが、湿疹の出ない場合もあるようで、どこかで感染している可能性は大いにあります。感染しているかどうかは抗体検査で分かります。

ヘルペスウイルスは体内(神経節)のどこかに潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。発症すると、皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。神経の損傷がひどいと、皮膚の症状が治った後も、痛みが続くことがあります。ヘルペスウイルスは全身の神経節に潜伏しており、その潜伏場所により発症する部位が違います。よくお見掛けするのは胸部や腹部・腰、臀部、顔面などが多いですが、頭から足先までどこでも発症すると思われます。また湿疹が出ない場合もあり、疼痛やしびれ、痒みだけ出る場合もあるようです。

また50歳以上で帯状疱疹を発症すると、その2割は3か月以上痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼びます。肛門でも同じように帯状疱疹後神経痛となり、痔核や切れ痔が無くても肛門痛がずっと続く方がおられます。次に説明しますが、神経に潜伏するウイルスのため、皮膚だけでなく粘膜(口腔、鼻粘膜、副鼻腔等)や内臓(胃腸、肝臓、すい臓、心臓等)、分泌腺臓器(唾液腺、涙腺、甲状腺、卵巣、睾丸等)などあらゆる器官にも神経はあるため、それらにも炎症や機能不全を来すのではと思われます。しかし、現在のところヘルペスウイルスが原因で発症しているかを調べる検査法がないのが現状です。

 

「痔の日帰り手術」と麻酔を使った「胃カメラ」「大腸カメラ」のクリニック 医療法人村山会 『むらやま大腸肛門クリニック』

肛門外科 / 内視鏡内科 / 消化器内科 / 内科
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