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大阪市住吉区あびこ駅前の肛門外科

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肛門科における保険診療・自由診療の違い

肛門科にも実は保険診療のクリニックと自由診療のクリニックがあります。自由診療で思いつくのは美容整形外科だと思いますが、他にも自由診療を行っている診療科はたくさんあります。代表的なものでは歯科のインプラント、婦人科の不妊治療、内科では予防接種・人間ドック等多数あります。

まず自由診療とは、医療保険制度を用いない診療のことを指します。自由診療のデメリットは、費用面での負担が大きくなる点が挙げられます。保険組合の補助がないため、治療費の窓口負担が10割(100%自己負担)となります。ただし、補助が出ないというだけで、高額な医療のことではありません。保険診療のような「この病気ならこの治療法」といった決まりや制限がなく、患者様お一人お一人にあった医療サービスが受けられます。先進医療や生活を豊かにするための治療などは、医療保険適応外であることがほとんどです。治療コースや値段を各医療機関で自由に設定できるため、医療機関のカラーが出やすいという特徴があります。

肛門科における保険診療と自由診療との違いは他の診療科でも言えることですが、保険診療の場合は日本中いつでもどこでもほぼ同じ医療サービスと料金が等しいということです。しかし、いいかえれば駆け出しの医師が診療するのも、経験豊富な医師が診療するのも同じ料金だということです。なぜ肛門科にも自由診療があるかというと、一つは保険診療ではできない治療法があることです。具体的にはここでは述べませんが、肛門科代々伝えられている方法などもあったりします。また理由の一つに痔の患者様が満足のいく診療を受けていただくためには医療側が行う診療にすごく時間がかかるためです。実際、保険診療の肛門科では診療時間がかかる割には保険診療点数が低く、費用対効果(いわゆるコストパフォーマンス)が他の診療科に比べよくありません。そのため、クリニックにとっては満足のいく診療を十分患者様に提供できない可能性があります。もう一つおおきな理由が肛門診療における専門性が非常に高いことです。学会の専門医を持っていようとその中でも診察や手術に対する技量の差は大いにあります。そこで腕に自信の持った肛門外科医師が患者様の満足する最高の診療を行うとすると、患者個人あたりに手間と時間がかかります。そのため保険診療の収入だけでは経営が成り立ちませんので自由診療をすることになります。とはいえ、すべての肛門科が自由診療を行えば、患者様がいざ困ったときに気楽に受診することができません。実際には全国で自由診療を行っている肛門科は両手で数えるくらいしかありません。

患者様は保険診療か自由診療のどちらかもちろん自由に選ぶことができます。肛門外科における専門性は高く、中でもスペシャリストと呼べるような先生の場合、特別に治療費を払ってでも診療を受けたいと思うことはあります。自由診療の肛門科は診察や手術もしかり、患者様への説明や心配りが行き届いているところが多いように思います(実際受診したことが無いのでわかりませんが)。一方、保険診療の病院・クリニック場合でもスペシャリストで御高名な先生もたくさんおられます。しかし、そのような先生になると患者数も多くなり、おのずと一人当たりの診察時間も少なく、待ち時間も長くなるため、自由診療のように一人一人にきめ細かい診療を行うには時間がいくらあっても足らなくなります。待ち時間が少なく、きめ細かいスペシャリストの医師の診療を希望し、診療費用を気にしないのであれば、自由診療のクリニックを受診するのもありでしょう。

当院の場合、老若男女問わず患者様に最高の治療を受けていただきたいとの思いから保険診療を行ってまいります。これまで数々の肛門外科のスペシャリストからご指導・ご教授をいただいてまいりましたので、それを余すところなく患者様にご提供できたらと思います。目指すところは自由診療のように各患者に対し、きめ細やかな診療を行っていきたい一心ですが、場合によっては時間通りに診療できず不憫をおかけすることもあるかもしれません。時間が許す限り一人一人患者様と向き合い、患者様に合った診療をしていきますのでよろしくお願い申し上げます。


「痔の日帰り手術」と「内視鏡検査」のクリニック 『むらやま大腸肛門クリニック』
肛門科 / 内視鏡科 / 胃腸科
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