肛門外科・肛門内科・肛門科・こう門科の違い
- 2020年6月26日
- クリニックについて
「肛門」がつく病院、診療所、クリニックがありますが、それぞれどう違うのでしょうか?
広告可能な診療科名について
まず肛門病診療として現在広告可能な診療科名として認められているのは
「肛門外科」「肛門内科」「大腸・肛門外科」
だけです。以前までは「こう門科」や「肛門科」が認められておりましたが、なぜか突然の2008年の診療科見直しで上記のみとなりました。他の診療科でも消化器科や呼吸器科、循環器科、性病科なども廃止になり、それぞれ消化器内科、消化器外科など、内科や外科をつけるように定められ、同様に「肛門科」や「こう門科」も広告できない診療科となりました。よって「肛門科」には「外科」か「内科」をつけなければならないようになり、その違いは手術まで診療が行える「肛門外科」、手術は行わないが、軟膏など保存治療を主体に診療を行う「肛門内科」となります。
現在も「こう門科」や「肛門科」を標榜しているクリニックや病院は2008年以前から標榜されたものですが、看板の書き換え、広告・診療科名変更を行わなければ、引き続き広告することが可能と認められています。また不適切な組み合わせでなければ「大腸・肛門外科」も広告可能です。
病院、診療所、クリニックの名称について
「肛門外科」を専門とするクリニックや診療所の名前で多いものとして
「〇〇肛門科」「〇〇胃腸肛門クリニック」「〇〇肛門胃腸クリニック」「〇〇大腸肛門クリニック」
少し変わっている名称では 「〇〇おなかとおしりのクリニック」
おしりを連想させる 「〇〇桃太郎クリニック」「花の名前クリニック」
などがあります。
当院は「むらやま大腸肛門クリニック」ですが、大腸肛門と名前のごとく主に大腸~肛門を主体とした診療を専門的に行いますが、もちろん胃をはじめ、食道や小腸、消化器系の病気はもちろん、一般内科・外科も全般に診療可能ですので一度ご相談ください。
「痔の日帰り手術」と「内視鏡検査」のクリニック 『むらやま大腸肛門クリニック』
肛門科 / 内視鏡科 / 胃腸科
大阪市営地下鉄御堂筋線「あびこ駅」1・2番出口すぐ JR阪和線「我孫子駅」駅より徒歩9分